鍵のない夢を見る(辻村深月)満足度:☆☆

鍵のない夢を見る
今年の直木賞受賞作なので楽しみにしていた。短編集らしいのだが、1作目はあまり好きになれなかった。2作目、3作目・・・登場人物の意志の弱さ、キャラの異常さが気になって話に入り込めない。
そのまま4作目辺りで読むのが嫌になってしまい、なんと途中で止めてしまった。
ここ数年、丁度年間100冊位のペースでいろんな本を読んできたが、途中で読むのを止めたことなんてあったかな。
なんか物凄い敗北感。世間で認められた作品の良さが自分には判らなかったのだ。